今回はWordPressでカテゴリーやタグを、CSSでスタイル分けする方法についてご紹介します。
ポイント
カテゴリーやタグの情報を取得する際に、スラッグ名をクラス名に付与して出力させる
カテゴリーやタグを出力する際に付与されるクラス名に、それぞれのカテゴリーやタグのスラッグ名を対応させます。
カテゴリーの例を見てみましょう。
<ul class="category__items">
<?php
$categories = get_categories();
if ($categories) :
foreach ($categories as $category) : ?>
<li class="category__item">
<!-- モディファイアにslug名を対応させることにより、CSSでスタイル分けが可能 -->
<a class="category__link category__link--<?php echo esc_html($category->slug); ?>" href="<?php echo esc_url(get_category_link($category->term_id)); ?>">
<?php echo $category->name; ?>
</a>
</li>
<?php endforeach; ?>
<?php endif; ?>
</ul>
上記のコードでは、get_categories()関数を使用してカテゴリーを取得し、foreachループを使ってカテゴリーを出力しています。
カテゴリーのクラス名には、$category->slugを使用してカテゴリーのスラッグ名を対応させています。
付与されたクラス名に対して、CSSを適用させる
付与されたクラス名に対して、テーマのスタイルシート(style.css)などで適切なCSSを適用します。
カテゴリーのスタイルを変更するCSSの例を見てみましょう。
今回の例では、出力されたCSSには「design」「development」のスラッグ名がクラス名として付与されています。
.category__link--design {
background-color: #ff0000;
color: #fff;
padding: 10px;
}
.category__link--development {
background-color: #00ff00;
color: #000;
padding: 10px;
}
上記のCSSコードでは、.category__link--designと.category__link--developmentというクラスを作成し、それぞれのカテゴリーに異なるスタイルを適用しています。
背景色、テキスト色、パディングなどのプロパティを変更することで、カテゴリーの見た目を自由にカスタマイズすることができます。
カテゴリーやタグをスタイル分けする際の手順は以上です。
今回は例として、カテゴリーを出力した際のコードを紹介しましたがタグの場合でも考え方は同じになります。
まず、カテゴリーやタグを出力する際に付与されるクラス名を、それぞれのカテゴリーやタグのスラッグ名と対応させることが重要です。
そして、付与されたクラス名に対して適切なCSSを適用することで、カテゴリーやタグの見た目を自由にカスタマイズすることができます。
カテゴリーやタグの情報を取得する方法については、以下の記事でご紹介しています。